- FPSのプレイに必要なPCのスペックを知りたい
- 価格を抑えつつ快適にFPSやTPSをプレイしたい
- 将来的に後悔しない買い物をしたい
FPSで勝つためには、反射神経や戦略だけでなく、最適なゲーミングPCを選ぶことが重要です。ラグがなく、スムーズな操作ができる環境を整えることで、パフォーマンスは大きく向上します。
この記事では、有名タイトルの公式推奨スペックを紹介し、FPSやTPSを快適にプレイできるPCのスペックを提案します。さらに、コスパ重視の選び方もご紹介します。
低価格でFPSをプレイできると嬉しい…
ゲーミングPC初心者でもコストパフォーマンスに優れたゲーム環境を整えられるよう、役立つ情報を提供します。
コスパ抜群のFPSおすすめゲーミングPC
有名タイトルのほとんどを解禁にプレイするためにおすすめのゲーミングPCを紹介します。コストパフォーマンスを重視しており、コストに対するパフォーマンスのバランスが絶妙なモデルばかりです。
商品名 | LEVEL-M1A6-R75F-SLX | NEXTGEAR JG-A5G6T | NEXTGEAR JG-A7G6T |
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画像 | |||
ショップ | パソコン工房 | マウスコンピューター | マウスコンピューター |
CPU | Ryzen™ 5 7500F プロセッサー | AMD Ryzen 5 7500F | AMD Ryzen™ 7 5700X |
グラボ | GeForce RTX 4060 Ti 8GB GDDR6 | GeForce RTX 4060 Ti 8GB GDDR6 | GeForce RTX™ 4060 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 | 16GB(8GB×2) DDR5-5200 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 500GB NVMe対応 M.2 SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) | 1TB (NVMe Gen4×4) |
価格 | 約16万円 | 約18万円 | 約19万円 |
ポイント | 十分な性能で高コスパ DDR5-4800メモリで動作安定 SSDは1TB以上に拡張がオススメ | 3年間の長期保証 標準でSSD 1TB搭載で十分性能 DDR5-5200メモリで動作安定 | 3年間の長期保証 標準でSSD 1TB搭載で十分性能 ホワイトで可愛いデザイン |
公式ページ | 詳細はコチラ | 詳細はコチラ | 詳細はコチラ |
用途に合ったスペックのモデルを購入する
ゲーミングPCをお得に購入するうえで最も重要なことは、自分の用途に合ったスペックのモデルを購入することです。
ゲーミングPCは、軽いゲームを行うことができるエントリーモデルからゲーム配信や動画編集まで行うことができるハイエンドモデルまで、幅広い価格帯があります。
処理が軽いゲームしかプレイしないのに、超高スペックのパソコンを買うと性能を発揮しきれずに損をします。反対に、遊びたいゲームが満足にプレイすることができないスペックのPCを購入しても損をします。
必要なスペックを選ぶことが一番コスパがいい!
BTOショップで購入する
BTOとは、Build To Orderの略で受注生産という意味です。受注生産のため、自分好みでカスタマイズ可能で用途に合わせたスペックを選ぶことができます。
ドスパラやFRONTIER、マウスコンピューターなどのショップをBTOショップといいます。
- カスタマイズの柔軟性◎
- 価格帯が幅広く用途に合わせたモデルを選ぶことができる
- 最短で翌日出荷のショップもある
- 価格比較がしやすい
- 保証サービスの変更や延長可能
用途に合ったPCが必ず見つかる!
大手ECサイトで購入する
Amazonや楽天、ヤフーショッピングをECサイトといいます。大手ECサイトでゲーミングPCを購入することで、普段の買い物で貯まったポイントをつかったり、多額のポイントを貯めたりすることができます。
- ポイントが貯まる / 使える
- 信頼できるショップで購入可能
- 口コミ数が多い
販売元のショップの確認をしましょう
お得に買うならセールを狙う
ゲーミングPCをお得に購入するならセール期間を狙いましょう。PC本体が割引されるだけでなく、メモリ増量が無料で行うことができたり、CPUやグラボを1段階上のスペックのものを採用することができたりします。
ゲーミングPCのセールはほとんどの期間で行われていることが多く、なにかのセール中に購入するようにしましょう。
時期 | セール内容 |
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1月 | 年末年始 / 新春セール |
3月 | 決算セール / 新生活セール |
7月~8月 | サマーセール |
9月 | 中間決算セール |
11月~12月 | ブラックフライデー / サイバーマンデー |
中古パソコンは推奨しない
お得に買うためにメルカリやAmazonで中古パソコンを検討している方もいると思いますが、おすすめしません。
PCは、どのような扱いをされたかで性能が大きく左右されるものです。また、ウイルスを仕込んでいる可能性も考えられるため、BTOショップ、ECサイト内の信頼できるショップでの購入をおすすめします。
有名タイトルの公式推奨スペック一覧
FPS・TPSの有名タイトルの推奨スペックを紹介します。ゲームタイトルによっては、推奨スペックが更新されておらず古いままのものもあります。
ゲームタイトル | VALORANT | Apex Legends | Fortnite | Overwatch 2 | PUBG: BATTLEGROUNDS | Call of Duty: Modern Warfare III | Rainbow Six Siege | Battlefield 2042 |
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参照サイト | RIOT GAMES | Electronic Arts | Epic Games | Steamストア | 公式サイト | Activision Support | UBISOFT | Electronic Arts |
CPU | Intel i5-9400F 2.90GHz (Intel), Ryzen 5 2600X (AMD) | Intel i5 3570Kおよび同等のプロセッサ | Core i5-7300U 3.5 GHz、AMD Ryzen 3 3300Uまたは同等のプロセッサ | Intel® Core™ i7またはAMD Ryzen™ 5 | Intel i5-6600K / AMD Ryzen 5 1600 | Intel Core i7-6700KまたはAMD Ryzen 5 1600X | AMD FX-8120 @ 3.1 GHzまたはIntel Core i5-2500K @ 3.3 GHz, またはそれ以上 | Intel Core i7 4790 / AMD Ryzen 7 2700X |
グラフィックボード | GTX 1050 Ti Radeon R7 370 | Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 | Nvidia GTX 960、AMD R9 280 | NVIDIA® GeForce® GTX 1060/GeForce® GTX 1650 or AMD R9 380/AMD RX 6400 or Intel® Arc™ A770 | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 | NVIDIA GeForce GTX 1080Ti / RTX 3060またはAMD Radeon RX 6600XTまたはIntel Arc A770 | AMD Radeon HD7970またはNvidia GeForce GTX 760 | Nvidia GeForce RTX 3060 / AMD Radeon RX 6600 XT |
メモリ(RAM) | 8 GB | 16GB以上のRAM | 8 GB RAM | 16 GB RAM | 16 GB | 8GB | 16GB | |
メモリ (VRAM) | VRAM // 1GB | 8 GB | 2GBのVRAM | 8 GB | 8GB |
公式推奨スペックはかなり控えめのスペック
いくつかの有名タイトルの公式推奨スペックを紹介しましたが、これらのスペックに基づいてゲーミングPCを購入しても、快適にプレイできるかどうかは正直なところ微妙です。
ゲームソフトメーカーの公式推奨スペックは、とくに記載のない限りフルHD / 60fpsでのプレイを想定しています。FPSゲーマーであれば、最低でも144fpsのフレームレートを確保したいため公式推奨スペックはややスペック不足になりがちです。
あまり当てにならないとも言える…
VALORANTは低スペックPCでもプレイ可能
大人気ゲーム「VALORANT」は比較的低スペックのゲーミングPCでもプレイ可能です。グラフィックを高負荷な設定にしなくても十分に快適にプレイすることができます。
VALORANTをプレイしたくてゲーミングPCの購入を検討している人も多いでしょう。VALORANTであれば、BTOショップで販売されているゲーミングPCであれば基本的にOKです。
大人気ゲームのハードルが低いのは嬉しい
FPS向けゲーミングPCの選び方と構成例
ゲーミングPCをお得に購入するためには、用途に合ったスペックのものを購入することが最も重要です。
下の表は、FPSを十分に快適にプレイすることができ、コストパフォーマンスも素晴らしいPC構成例です。申し分ない性能で一部サイトのセールでは16万円前後で購入することができます。
コンポーネント | 推奨スペック | 理由 |
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CPU | AMD Ryzen™ 7 5700X | 高いコストパフォーマンスと十分な処理能力 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX™ 4060 Ti | 十分すぎる性能 |
メモリ (RAM) | 16GB (8GBx2) DDR4-3200MHz | ゲームを快適にプレイするための最低限の容量 |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | ゲームのロード時間を短縮し、十分な容量を確保 |
電源ユニット | 650W 80 PLUS Bronze認証 | 安定した電力供給と将来のアップグレードを考慮 |
マザーボード | B550チップセット(AMD) | 必要な機能を備えたコストパフォーマンスの良い選択 |
CPUクーラー | 空冷クーラー | 高い冷却性能と静音性 |
【コスパ重視】ゲーミングPCと周辺機器を一式揃えるときの価格相場は?
グラフィックボード(GPU)が重要
FPSをプレイするうえで最も重要なことは、高フレームレートであることと高速で安定した動作であることです。滑らかな映像を出力するために、高性能なGPUをもつグラフィックボードが必要です。
ビデオやゲーム画面が1秒間に表示されるフレーム数。fps値が大きいほど滑らかな映像でプレイすることができる。単位は「fps」
CPUとGPUのスペックバランスが重要
ゲーミングPCで重要なのはGPUだけではありません。GPUが高性能でも、CPUが低スペックであればボトルネックを引き起こし、性能を十分に引き出すことができません。
2024年現在では、Ryzen 7 5700XとGeForce 4060 Tiの組み合わせが、コストパフォーマンス面で抜きんでている。
複数のパーツ間に大きな性能差があると、高性能なパーツの能力が低性能のパーツにより制限されてしまう状態のこと。
メモリは最低でも16GB欲しい
FPSでは、高速で安定した動作が重要になります。メモリ (RAM)容量が不足していると、カクツキやラグの原因になります。
ゲームプレイ中は、ゲームだけではなくDiscordなどのボイスチャットソフト、インスタントリプレイやOBSなどの画面録画ソフトを同時起動していることが多いです。これらを快適に動かすためには十分なメモリ容量が必要となります。
ゲーム配信を行いたい場合は32GBあると安心!
内蔵ストレージにはSSDを採用
BTOパソコンをカスタマイズするときの内蔵ストレージはSSDを選びましょう。高速読み書きが得意なSSDは、ゲームの起動や読み込みをスムーズに行うことができます。
SSDの容量は、ライトユーザーであっても1TBは欲しいところです。
SSDの特徴 | HDDの特徴 |
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メリット 読み書き速度が非常に速い 衝撃や振動に強い 発熱や騒音が少ない 省電力 デメリット HDDよりも高価 寿命がやや短い | メリット SSDに比べて安価 長期間のデータ保存に向く デメリット 読み書き速度が遅い 衝撃や振動に弱い 発熱がある |
外付けのストレージにはHDDがオススメ!
大容量で安定した電源ユニット
ゲーミングPCには、高性能なCPUやグラフィックカードなど、さまざまなパーツが組み込まれています。これらのパーツに安定して電力を供給する電源ユニットは、PCのパフォーマンスに直結する非常に重要なコンポーネントです。
電源ユニットは決して軽視せず、将来的なアップグレードや安定動作を見越して、少し余裕を持った容量を選びましょう。
全体で使用する電力合計の1.5~2倍あると安心!
FPSにおすすめの周辺機器
ゲーミングPC本体だけでは、あらゆるゲームもプレイすることができません。また、一般的なマウスやキーボードを流用しても快適なプレイで遊ぶことは難しいです。
大金を支払ってゲーミングPCを購入するからには、周辺機器も慎重に選ぶ必要があります。
デバイスは勝利にも影響します
【モニター】FPSで重要なのはリフレッシュレートと応答速度
ゲーミングモニターを選ぶときは、リフレッシュレートと応答速度に注目しましょう。滑らかな映像と高速な応答速度で、有利にゲームを進めることができます。
FPSをプレイするなら、リフレッシュレートは144Hz以上、応答速度は1ms以下がおすすめです。
おすすめモニター | |||
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メーカー | Amazonベーシック | ASUS | ASUS |
画面サイズ | 24インチ | 24.5インチ | 27インチ |
解像度 | フルHD | フルHD | フルHD |
リフレッシュレート | 165Hz | 165Hz | 165Hz |
応答速度 | 1 ms | 0.5 ms | 1 ms |
パネル方式 | IPS | TN | IPS |
参考価格 | 23,000円ほど | 25,000円ほど | 28,000円ほど |
Amazon | Amazon | Amazon |
【キーボード】FPSプレイヤーにはメカニカル方式がおすすめ
FPSプレイヤーのゲーミングキーボードには、メカニカル方式がおすすめです。メンブレン方式よりは価格が高くなりやすいですが、反応速度が速く耐久性も非常に高いためコストパフォーマンス面では問題ありません。
メカニカル方式 | メンブレン方式 | 静電容量無接点方式 |
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メリット 反応速度が速い 耐久性が高い カスタマイズ性が高い デメリット 価格が高い 重量がある | メリット 価格が安い 静音性が高い 軽い デメリット 耐久性が低い 反応速度が遅い カスタマイズ性が低い | メリット 耐久性が非常に高い 打鍵感が軽い 静音性が高い デメリット 価格が非常に高い 対応製品が少ない |
【マウス】ワイヤレスモデルが圧倒的におすすめ
ワイヤレスマウスの遅延やバッテリーについて心配する必要はありません。最近のワイヤレスゲーミングマウスは、超低遅延でバッテリーも長持ちします。人気モデル logicool PRO X SUPERLIGHT 2 は、独自技術のLIGHTSPEEDワイヤレスにより超低遅延で、バッテリー持続時間についても最長95時間を誇ります。
おすすめマウス | G703h | PURE AIR | Viper V3 Pro |
ブランド | Logicool G | ROCCAT | Razer |
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接続方式 | 2.4GHz | 2.4GHz / Bluetooth | 2.4GHz |
ポーリングレート | 1000Hz(1ms) | 1000Hz(1ms) | 8000Hz |
バッテリー | 最長60時間 | 最長125時間 | 最長95時間 (1000Hz時) |
重量 | 95g (+10g) | 54g | 55g |
価格 | 10,000円ほど | 12,000円ほど | 26,000円ほど |
Amazon | Amazon | Amazon |
【音響】イヤホン + マイクがおすすめ
FPSプレイヤーにおすすめなのは、イヤホンとマイクを別々で用意するスタイルです。ヘッドホンとマイクが一体化したヘッドセットは、熱がこもり蒸れやすく、疲れやすいというデメリットがあるためおすすめしません。
ヘッドセット | イヤホン + マイク |
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メリット 一体型で便利 デメリット 重量があり疲れやすい 熱がこもりやすい マイクの音質が劣る | メリット 軽量で疲れにくい 通気性がいい マイクの音質がいい デメリット ケーブルが煩雑になる 設定が面倒 |
イヤホンに変えてから疲れにくくなりました!
【マウスパッド】FPSなら大型サイズがおすすめ
FPSのプレイ中は、普段の事務作業に比べて大きなマウス操作が必要になります。最低でも横幅300mm以上のものを選びましょう。
また、マウスパッドの表面素材によって摩擦力が異なり、操作性が大きく変わりますので、自分の好みに合った素材を選びましょう。ただし、ガラス製のマウスパッドは価格が非常に高いため、あまりおすすめできません。
おすすめマウスパッド | |||
商品名 | QcK 63003 | Gigantus V2 | G440f |
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メーカー | SteelSeries | Razer | Logicool G |
素材 | 布製 | 布製 | ポリプロピレン |
サイズ | 450x400x2mm | 450x400x3mm | 340×280×3mm |
備考 | 水洗い可能 | テクスチャ加工された布製の表面 | 低表面摩擦 |
価格 | 2,500円ほど | 2,500円ほど | 2,500円ほど |
Amazon | Amazon | Amazon |
まとめ
FPSのプレイに重要な要素は、リフレッシュレートと応答速度です。コストパフォーマンス重視でゲーミングPCを選ぶなら、各タイトルでフルHD / 144Hz以上を安定して出力することができるモデルがおすすめです。
商品名 | LEVEL-M1A6-R75F-SLX | NEXTGEAR JG-A5G6T | NEXTGEAR JG-A7G6T |
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画像 | |||
ショップ | パソコン工房 | マウスコンピューター | マウスコンピューター |
CPU | Ryzen 5 7500F | AMD Ryzen 5 7500F | AMD Ryzen™ 7 5700X |
グラボ | GeForce RTX 4060 Ti 8GB GDDR6 | GeForce RTX 4060 Ti 8GB GDDR6 | GeForce RTX™ 4060 Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 | 16GB(8GB×2) DDR5-5200 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 500GB NVMe対応 M.2 SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) | 1TB (NVMe Gen4×4) |
価格 | 約16万円 | 約18万円 | 約19万円 |
ポイント | 十分な性能で高コスパ DDR5-4800メモリで動作安定 SSDは1TB以上に拡張がオススメ | 3年間の長期保証 標準でSSD 1TB搭載で十分性能 DDR5-5200メモリで動作安定 | 3年間の長期保証 標準でSSD 1TB搭載で十分性能 ホワイトで可愛いデザイン |
公式ページ | 詳細はコチラ | 詳細はコチラ | 詳細はコチラ |
2024年現在のおすすめ構成は、Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 4060 Tiのコンビを搭載したモデルです。セール時であれば16万円前後で購入することができ、性能も申し分ないコスパ最強モデルとなっています。
- 用途に合わせたスペックを購入することが一番のコストパフォーマンスを生み出す
- FPSに重要なのはリフレッシュレートと応答速度
- セール時のBTOショップで購入するのがおすすめ
\ゲーム環境を一式揃えるときの価格相場を知りたい方におすすめ/
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